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2016/02/22

訪問介護入浴 自宅で心も体も気持ちよく

 入浴は体を清潔に保つのに必要なことです。湯船につかり、温まることでリラックス効果も期待できます。しかし、病気や障害によっては入浴に注意を要します。
 先日訪問した80代女性は、1カ月前からベッドで過ごす時間が増え、湯船からの立ち座りも難しい状態です。さらに、自宅での入浴後に気を失うこともありましたが、それでも自宅での入浴を強く希望されていました。
 入浴に介助がいる人は、ほかのサービスも提供する通所介護を利用するケースが多いです。ただ、この女性のように自宅で入浴したい方や、外出が難しい方もいます。
 そんな方には、「訪問入浴介護」という方法があります。
 事業所が自宅に浴槽を持ち込み、医療知識が豊富な看護職らの介助で入浴できるサービスです。利用者は自宅にいながら、あおむけに寝た姿勢のまま湯につかることができます。先ほどの女性も利用し、喜んでおられました。
 訪問入浴介護なら、病気や障害を気にせず、心も体も気持ちよく過ごすことができます。自宅での入浴にお困りの方は、ケアマネジャーにご相談ください。

(但馬長寿の郷 理学療法士)
(神戸新聞 平成28年1月30日版転載)