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2019/11/28

備え 人生100年時代 元気なうちに

 11月11日は「介護の日」でした。家族で介護について話し合われましたか?ひと口に「介護」といっても、内容は千差万別。何に、どう困るのかを具体的にイメージすることは容易ではありません。でも、ある日突然、介護が必要になる可能性はあります。事前に介護について知ることはとても大切です。

 但馬長寿の郷すこやかセンターは、福祉用具や住宅改修のモデルルームの展示をしています。リハビリの専門職員が、用具の説明や介護に関するさまざまな相談に応じています。介護を知る機会として、2018年度の利用者は、一般の方や県内外の老人クラブ、高校生や大学生も合わせて5千人を超えました。

 来訪者の多くは最初、福祉用具を見て「お世話になるにはまだ早い」と言われます。それでも、住環境整備や日常生活の困り事を解決する福祉用具の説明をすると「元気なうちに知ることができてよかった」言って帰られます。

 人生100年時代、備えあれば憂いなし。将来の生活の困り事やその解消方法などを具体的に知り、介護に備えていただければと思います。

 

(但馬長寿の郷 作業療法士)

(神戸新聞 令和元年11月23日転載)